
こんにちは。今日は1歳1か月になる娘の成長と、そこから感じていることについて書いてみたいと思います。なぜこういうことを書こうかと思ったかと言うと、人にはあまり言えないけど、自分の赤ちゃんと他人の赤ちゃんの成長を比較して、気に病んでいる人は結構多いのではと思ったからです。自分も生後半年頃まではその傾向があったのですが、今では全く気にならなくなりました。その経緯と理由についてまとめてみようと思います。
1.小さめに生まれてからずっと、身長は「成長曲線ギリギリ」
娘は帝王切開で少し早めに産まれた(38w5d)ので、出生体重は2770gと少し小さめでした。その後も恐らく遺伝の影響が大きく、小柄で、身長は成長曲線の下部すれすれを進んでいます。また、3・4か月健診の頃、母乳の飲みが悪くなり、低体重でひっかかり要再検査になったこともありました。体重についてはその後ミルクを導入して順調に増えているのですが、健診や診察のたびに「身長が低めですね」と指摘されます。ただ本人はとても元気いっぱい。笑顔も多く、食欲も旺盛なんです。なので、指摘される度に、「まあ身長は低いかもしれないけど、特に問題ないと思うんよなあ、、」と感じていました。
2.運動の発達もゆっくりめ
発達のスピードもゆっくりで、ズリバイで動き出したのも遅めでした。ズリバイ期間はとても短く、直ぐにハイハイに移行しました。10か月健診ではつかまり立ちがギリギリと言われました。現在1歳1か月でつかまり立ちはできるものの、横歩きはまだ難しい段階です。
周りを見渡すと、後から生まれた赤ちゃんたちがどんどん先に進んでいきます。まだ0歳10か月の子が手押し車を押して歩いたり、障害物を乗り越えて足から降りたりしている姿を見ると、「あれ?うちの子はまだできないけど、この月齢でもできるんだな」と感じることもあります。ただ、これは比較してというより客観的な事実として捉える様にしています。
3. 追い抜かされることに戸惑っていた時期
正直、最初のころは後から生まれた子に追い抜かれることが続き、ちょっと戸惑っていました。ママさんともどう会話したら良いのか分からないし、「うちの子はいつ動き出すんだろう」と、つい比べてしまう自分もいました。
勿論、そんなことを考えていても仕方ない、と頭ではわかってはいるのです。笑顔で他のこどもに「もうそんな事ができるの!凄いね!」と声をかけながらも、心の中では少し焦りや寂しさを感じていたのです。
4.個性が出てきた今では全然気にならない
でも今では、それぞれの成長には大きな個人差があると分かり、気にならなくなりました。だって、いつかは人間は歩くのだし、発語もするようになるのです。数か月の差を気にしても仕方がない。寧ろ、ハイハイの時期が長い方が、体幹が鍛えられて後々良いという話もあり、今はハイハイを頑張って欲しいとすら思っています。
また、娘ちゃんは手先を使った玩具が好きであることも分かってきました。車を転がすスロープトイや、形をレールに沿って動かすループトイなどを、いつも熱心にやっています。最近の一番のお気に入りは体温計です。ケースから抜き差しして楽しんでいます。娘ちゃんは娘ちゃんのペースで確実に成長していることが分かるので、嬉しく感じることが多くなりました。
私は月齢が近い色んなこどもたちと触れ合う機会が多いのですが、動くのが好きな子、本が好きな子、音楽が好きな子、手先で遊ぶ玩具が好きな子。0歳のうちから確実に個性が出ています。もちろん、昔と比べて発達障害と呼ばれる症状の幅が広がってきており、幼少期の過ごし方でそれが改善されたり、親がそれを認識しているかどうかも大事だと思っていますので、全く気にしないといいつつ、娘ちゃんの成長はちゃんと見守っていきたいなあとも思っています。
娘ちゃんは元気に笑ってよく食べ、つかまり立ちをして世界を楽しんでいます。周りと比べるのではなく、昨日できなかったことが今日できるようになっている。その積み重ねを楽しむことが親にとっても大事なのではと思います。これからも彼女自身のペースを大切にしながら、一緒に成長を喜んでいきたいです。