
娘が産まれてから最初の習い事として選んだのは、ベビースイミングです。現在1歳2か月になりますが、始めてからずっと通い続けています。親子で楽しみながら、驚きや感動もたくさん。
この記事では、「なぜ始めたか」「実際にどんなことをやるのか」「やってよかったこと」「大変なところ」などをお伝えします。
Contents
1. ベビースイミングを始めたきっかけ
沐浴を卒業する頃から、娘には頭からシャワーをかけることを日常にしていました。その方がお風呂が圧倒的にラクだったから、シャワーを嫌がらない子にしたかったのです。ある日、夫が入浴中にお湯の中でほんの少し娘の顔を水面に沈めていることが分かりました。。。その時は衝撃を受けましたが、「このまま水慣れしていってくれるといいな」という期待も湧きました。
そうした日々の観察と、「時間もあるし何か習い事をしてみようかな」というタイミングだったので、ベビースイミングを試してみようと思いました。家の周辺でやっている体験に2か所行ってみて、行きやすい方に決めました。
2. ベビースイミングでは何をするの?
ベビースイミングは、「泳ぎを教える」ではなくて、「赤ちゃんが水に慣れる」「体を動かすことを楽しめるようにする」ことを目的としたプログラムです。
一般的なレッスンの流れを挙げると、だいたいこんな感じです:
- プールサイドに座り、パシャパシャしたり水をかけたりしてウォーミングアップ
- 一緒に水に入り、親が抱っこしてゆらゆら動かしたり、高い高いをしたりして水慣れ
- 滑り台やハイハイなど、サーキットを回って体を動かす
- 水に浮かんだボール集めで手を動かす
- おもちゃを使って水遊び
- プールタイム終了 → シャワー → 着替え → 帰宅
特に小さいうちは、親がしっかり支える必要があるので、親の体力も消耗します。なんなら親の方が疲れるかも、、親の運動不足解消にもなり、一石二鳥な面もあります(笑)
3. やってよかったこと・感じている効果
①親子時間をしっかり確保できる
レッスンの40分間は、赤ちゃんと真正面で向き合う時間。普段は家事やら眠たかったりやらで、分散しがちな意識が、この時間だけは娘に向かって集中できます。家で何となくだらだら過ごしてしまうなら、ベビースイミングに行った方がよっぽど充実した時間を過ごせます。
②成長の実感が重なる
先週できなかった動きが、今週できるようになっている、その「できた!」瞬間を見るのがすごく嬉しいのです。もちろん自宅で過ごしていても、「できた!」瞬間は見ることはありますが、毎週毎週同じプログラムをやっていると、成長の瞬間がとても分かりやすいのです。毎回の進歩が励みになります。
娘は、始めた頃は0歳8か月でボールのお片付けやハイハイが難しい状態でしたが、現在は両手でボールを掴んでぽいぽいと凄い速さでお片付けするし、サーキットのハイハイも凄い速さで進みます。嬉しいですね。
③水への抵抗が減る
元々お風呂タイムに水をぶっかけられていたので水への抵抗はなかったですが、その状態をキープできています!最近では顔にかかる水しぶきに笑ったり、シャワーに自分から手を伸ばしたりするようになっています。
私は小学校の頃のプールの時間は嫌いで、泳ぎもそんなに得意ではなく、水も苦手意識が強かったので、娘はそうならないと良いなと願っています。
④身体が丈夫になった様に思う
プール通いのおかげで体力や抵抗力も鍛えられているのか、風邪が重症化しません。もちろん、何度も風邪をひいたり発熱したりはするのですが、大抵一日で治ります。ある時は発熱してから4時間で平熱に下がってびっくりしました。。
また、活動量も多く活発になってきました。
ただしこれは個人的な話であって、必ずそうなるわけではないとは思うので注意が必要です。
⑤親自身のリフレッシュ・運動にもなる
水中で動くことで、かなり体が使われている実感があります。さらに、習い事の枠が「自分+子どもの時間」を作ってくれるので、気持ちのリフレッシュにもなります。また、同じくらいの月齢のママさんとも知り合い、話をすることができたり、他の赤ちゃんの成長を見ることができたりするのもリフレッシュの一つです。
4.大変なこと
送迎や準備はやはり、親の負担はそれなりにかかります。時間に余裕がないと厳しいなと思います。荷物も多く、着替えやタオル、水着、スイミング用おむつ、保湿剤などを準備する手間があります。
うちは電動自転車を導入して、移動負担を減らすようにしました。公共交通機関だと30分弱かかってしまうのですが、自転車で10分くらいなのでとても楽です。
また、終わったあとは赤ちゃんと親の帰り支度はちょっと大変です。赤ちゃんを着替えさせ、保湿して、待たせている間に親は急いで着替えて、どっかに行ってしまう赤ちゃんを連れ戻して、、、髪が多少濡れていたり、ノーメークで帰るのも平気、くらいの割り切りは必要かなと思います。
まあ、それも慣れです。慣れてしまえば、負担よりも「行くと楽しい」の方が強くなるのでは、と思います。
5. 最後に
ベビースイミングは、単なる赤ちゃんの習い事ではなく、親子の時間を豊かにし、赤ちゃんの成長を感じられる時間だなと思います。もちろん準備や体調管理には気を使うし体力も削られるのですが、それ以上に今しか経験できない時間を娘と過ごすことができる、良い時間になっているなと思います。
もし、これからベビースイミングを検討されているママさん・パパさんがいれば、まずは体験レッスンなどで雰囲気をつかんでみてください。赤ちゃんの反応をまず見て、無理なく楽しめそうなら、入会したら良いのではと思います!